Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが5月23日、森山修斗(なおと)選手の2022-23シーズンの選手契約(継続)を発表した。
2022-23シーズン滋賀レイクスターズと契約継続した森山選手
森山選手は1996(平成8)年滋賀県草津市生まれの26歳。ポジションはスモールフォワード。瀬田工業高校出身。身長は195センチで、昨年より3センチ伸びたことも発表された。
広島ドラゴンフライズから移籍し、出場時間を大幅に伸ばした今季。3ポイント(P)成功数は広島時代の6本から53本に増えた。
けがで1カ月戦線を離れ、復帰2戦目となった11月10日の島根スサノオマジック戦では、強いディフェンスで金丸晃輔選手を抑え、オフェンスではシュート成功率100%と勝負強さを見せた。
12月12日の富山グラウジーズ戦では、3Pシュートを6本中6本決め、成功率100%で18得点。11月26日に児童養護施設を訪問し、子どもたちに「プレーを通して頑張っている姿を見せて、勇気や希望を与えたい」と約束した森山選手は、チームが試合に招待した児童養護施設の子どもたちの前で有言実行の活躍を見せた。「シュートもだが、泥くさいプレーが勇気を一番大きく与えられると思うので、シーズンを通してそこだけは浮き沈みがないようにコンスタントに出していきたい」と話していたように、3Pシュートだけでなく、リバウンドやルーズボールへの飛び込みなど「泥くさいプレー」でもチームに貢献した。
森山選手は「来シーズンも地元の滋賀でプレーできることを大変うれしく思います。今シーズンの悔しさを糧に、来シーズンは更にレベルアップし結果を出せるように頑張ります」(原文ママ)とコメントした。