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守山のナシ園がリニューアル ナシ狩り、スイーツなど「琵琶湖岸の観光地に」

琵琶湖岸でナシスイーツを楽しめる

琵琶湖岸でナシスイーツを楽しめる

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 びわこもりやまフルーツランド(守山市幸津川町)が観光農園としてリニューアルオープンして1カ月がたった。

ナシは8月、9月が食べ頃

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 同園は1991(平成3)年に開発されたナシ園で、高齢化などが原因で耕作放棄地が増えている。大阪で花や果実の生産・流通・販売をしているフロリスト・コロナ(大阪府門真市)が2021年に事業継承し、現在はナシ園の3分の2に当たる4ヘクタールを引き継いでいる。

 今までもナシの販売は行ってきたが、今シーズンから観光農園としてリニューアルし、ナシ狩りを始めた。90分間食べ放題で、皮むき器、椅子、テーブル、ナイフ、まな板を貸し出す。1カ月で約2500人が来園し、週末には1日に300~400人がナシ狩りを楽しんでいる。

 ナシ園に併設する直売所では、ナシとブドウを販売。「ナシづくしのパフェ」、ナシのかき氷などのナシスイーツを提供するキッチンカー「おもて梨キッチン」を常設し、直売所ではドレッシング、シロップ、リキュール、クッキー、チーズケーキなどナシを使ったオリジナル商品を販売する。店長の加藤純弥さんは「台風などで3割ほどロスが出る。フードロス対策として販売できないナシを冷凍して、ピューレにして商品にした」と話す。

 琵琶湖に面した広場にブランコなどの遊具を設置した。加藤さんは「今後も公園を増やしていく。ナシ狩りだけでなく、ピクニックやバーベキューもできる観光地にしたい。家族や友人と楽しんでほしい」と呼びかける。

 営業時間は9時30分~17時(ナシ狩りの受け付けは15時まで)。入園無料。ナシ狩りの料金は大人=1,320円、小学生=660円、5歳以下無料。9月30日まで。

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