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野洲のバルブメーカーが「飛び出し坊や」寄贈 「地域の子どもを守りたい」

オーケーエムが野洲市の自治体と小学校に「バタロー飛び出し坊や」を寄贈した

オーケーエムが野洲市の自治体と小学校に「バタロー飛び出し坊や」を寄贈した

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 バルブメーカーの「オーケーエム」(野洲市市三宅)が10月6日、小学校と交通安全啓発を行う団体に交通安全啓発看板「バタロー飛び出し坊や」を寄贈した。

野洲市内に設置された「バタロー飛び出し坊や」

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 交通安全教室などを行う「野洲市給与所得者の会」に7体、北野小学校PTAに3体寄贈。市内の各自治体と、北野小学区内に設置される。

 オーケーエムは「悲惨な交通事故を減らして地域の子どもたちを守りたい」と企業キャラクターの「バタロー」がデザインされた飛び出し坊やを作成し、2021年8月に蒲生郡内の小学校3校に10体ずつ寄贈。オーケーエムの奥村晋一社長は「交通安全への意識を高め、地域社会に貢献できれば」と話す。今後も事業所のある野洲市、東近江市、日野町を中心に飛び出し坊やの寄贈を続けるという。

 「野洲市給与所得者の会」は、野洲駅前の駐輪所の運営をし、その収益で地域の小学校での交通安全教室の協力や飛び出し坊やの作成、配布をしている団体。野崎義則(崎はたつさき)さんは「高齢化や資金の問題で、各自治体からの『飛び出し坊やを作成してほしい』という要望に応えられていなかったので、感謝している。未来を担う子どもたちの交通事故防止に役立てたい」と話す。

 北野小学校の中出雅仁校長は「子どもたちが、飛び出し坊やのある所は運転手から見えにくい危険な所だと知り、交通安全を意識できるように教育したい」と話す。

 野洲市給与所得者の会理事の竹田春仁さんは「自治会館の近くに設置する。丈夫で設置もしやすい」と喜んだ。

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