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守山のふくさ製造企業が地酒「七本槍」の酒かすを使ったオールインワンジェル

「酒粕オールインワンジェル」を開発した清原さん

「酒粕オールインワンジェル」を開発した清原さん

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 ふくさの製造販売を手がける「清原」(守山市古高町)が11月7日、冨田酒造(長浜市)の地酒「七本槍(やり)」の酒かすを使った基礎化粧品「酒粕(かす)オールインワンジェル」の販売を始めた。

七本槍の酒かすエキスを使った「酒粕オールインワンジェル」

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 オールインワンジェルには、米農家「お米の家倉」(長浜市)の農薬不使用米で造った日本酒「七本槍」の酒かすエキスなどの保湿素材を配合。「清原」の和奏ブランドマネジャーの清原みどりさんが「以前に冨田酒造の酒かす石けんを使って肌が乾燥しにくくなったので、酒かすで化粧品を作りたい」と、製造を請け負ってくれる化粧品メーカーと協力して商品開発を始めた。

 オールインワンにしたのは、「仕事や家事、育児で忙しい人にも簡単に肌の手入れをしてもらえるように」と清原さん。「ジェルを付けてからすぐに化粧をしたい」「化粧品と混じってもダマにならないように」などという注文も付けた。

「特に使用感にこだわった。オールインワンジェルを使って嫌だったことを全部伝えて解決してもらった。使っていて余計なストレスがかからないようにしたかった」と振り返る。

 ジェルは8月に完成し、100個をテスト販売。「『肌の手入れをサボっていたが、これなら続けられると』いう声もあった。年代、性別問わず良い評価をもらえた」と清原さん。「自分でもこれから使い続けられるようなオールインワンジェルが出来上がった。皆さんにも喜んでもらえたらうれしい。滋賀の米や地酒についても知ってもらえれば」と話す。

 価格は5,500円。容量は100グラム。和奏オンラインショップと「清原」内の和奏ショールームで販売している。

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