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琵琶湖のシークレット花火を船の上から観賞 「琵琶湖の新たな観光の目玉に」

琵琶湖の観光船「ミシガン」と花火(イメージ)

琵琶湖の観光船「ミシガン」と花火(イメージ)

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 打ち上げ場所を告知しないシークレット花火大会を船の上から観賞する企画クルーズ「びわ湖大津・ナイトクルーズ花火~Cinematic Star main」が12月17日、運航する。

参加を呼びかける國友銃砲火薬店の西谷智行さん

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 琵琶湖汽船の遊覧船「ミシガン」と「ビアンカ」を貸し切り、船内で流れる映画音楽に合わせて花火を打ち上げる。琵琶湖をイメージして開発された「琵琶湖玉 湖風」と「琵琶湖玉 淡海」のほか、全国各地の花火作品が琵琶湖の空を彩る。乗船客は船で非公開の打ち上げポイントに行き、目の前で打ち上がる花火を見ることができる。ビアンカは食事付きで、船内でビュッフェスタイルの料理とドリンクを提供する。ミシガンは乗船のみで、船内で軽食とドリンクを販売する。

 琵琶湖では毎年8月に「びわ湖大花火大会」が開催されていたが、2020年から3年間、新型コロナウイルスの影響で中止となっている。「大津から元気を発信したい」とびわ湖大花火大会の打ち上げを担当している國友銃砲火薬店(京都市)と琵琶湖で船を運航している琵琶湖汽船、杢兵衛造船所、滋賀中央観光バスが協力して開催を決めた。

 國友銃砲火薬店の西谷智行さんは「各地の花火大会が中止になっている中、船舶をチャーターした団体向けの花火打ち上げは今までも実施していたが、個人でも参加できる花火大会を実施したいと働きかけて実現した。琵琶湖を生かしたダイナミックな演出を計画している。乗船した人だけができる特別な体験を提供したい」と話す。

 「以前から、滋賀に宿泊しても夜にすることがないという声を聞いていたが、琵琶湖の夜にはこんなゴージャスなツアーがあると言ってもらえるように、今後は琵琶湖の新たな観光の目玉として定期的に開催したい」と意気込む。

 乗船開始時間は、ミシガン=17時30分、ビアンカ=17時。料金はミシガン=1万6,800円、ビアンカ=中学生以上2万1,800円、小学生1万9,800円。申し込みはびわ湖大津観光協会ホームページで受け付ける。

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