小倉百人一首競技かるたの日本一を決める名人位・クイーン位決定戦が1月7日、近江神宮(大津市神宮町)で開催される。
小倉百人一首の巻頭歌が天智天皇の作品であることから、天智天皇を祭神とする近江神宮は「かるたの聖地」と呼ばれ、毎年1月に名人位・クイーン位決定戦が行われている。前年度の勝者である名人・クイーンと、予選を勝ち抜いた挑戦者が3戦先勝で対戦する。
第69期名人位決定戦は初防衛の懸かる川瀬将義名人と名人位奪還を目指す粂原圭太郎前名人が対戦。第67期クイーン位決定戦は、3期目のクイーン位を目指す山添百合クイーンにクイーン戦初出場の三笘成6段が挑む。
会場内の観覧席は4回戦まで完売しており、永世クイーンの楠木早紀さんらの解説を聞きながら別室のモニターで観覧する公開解説席は予約を受け付けている。大会の様子はユーチューブでライブ配信を予定している。
開会式は10時、1回戦は10時40分から。公開解説席観覧料は大人=1,000円、中学生以下500円。