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立命館大の学生が小学生向け食育イベント 滋賀の給食を学び、作る

立命館大の学生団体「BohNo」のメンバー

立命館大の学生団体「BohNo」のメンバー

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 立命館大の学生団体が企画した食育イベント「にこにこレストラン」が1月29日、矢倉まちづくりセンター(草津市東矢倉)で行われた。

湖魚や赤こんにゃくを調理する小学生

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 立命館大学びわこ・くさつキャンパス(野路東)の学生団体「BohNo(ボーノ)」が矢倉小学校の子どもたちを対象に企画・運営したイベント。8人の小学生と保護者が参加した。

 「滋賀の給食を作ろう」をテーマに、「BohNo」のメンバーが給食の成り立ちや滋賀の給食の特徴について説明。グループワークでは、小学生が給食の好きなところやいいところについて話し合い、発表した。

 「BohNo」代表で、食マネジメント学部2年生の池内春香さんは「赤こんにゃくがなぜ赤いのかをクイズ形式で教えたり、琵琶湖の漁師の思いを伝えたりした。給食の良さや滋賀県の特産品について知ってもらえたと思う」と話す。

 グループワークの後は、小学生と大学生で「湖魚のカレー揚げ」と「赤こんにゃくとゴボウのきんぴら」を調理した。池内さんは「家ではほとんど調理をしたことがない子どもが多く、楽しんでいる様子だった」と振り返る。

 「BohNo」は「食を通じて若者の視野を広げる」ことを目的に、食育イベントや食品ロス削減のための活動、食材を有効活用できる商品の開発などに取り組んでいる。池内さんは「若いうちから食について学んで、その先の社会問題について興味を持ってもらいたい」と話す。

 12月に開催した「BohNoカフェ」では、子どもたちに規格外野菜について説明し、「個性と多様性」について考え、短所を長所に変えて自分の良さを見つけるグループワークを行った。池内さんは「多様性などの難しいことも食を通じて学んでもらうことで、子どもたちにも伝わるのではないか。もっと多くの人に食からつながるSDGsを伝えたい」と意気込む。

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