![ビューポイント30選に選ばれたびわ湖テラスからの眺め](https://images.keizai.biz/biwako-otsu_keizai/headline/1677740963_photo.jpg)
滋賀県が2月21日、滋賀の眺望景観ビューポイント30選を発表した。
「将来にわたり守り育てていきたい滋賀の景観を知ってもらい、考えるきっかけになれば」と、2021年9月から11月に眺望景観ビューポイントを募集。候補地を重複や危険個所を除いた118箇所に絞り込み、昨年7月から8月に一般投票を行った。ウェブと各市役所などに置いた投票箱合わせて6832票の投票があった。投票結果と滋賀県景観審議会での意見を参考に30カ所を選出した。
選んだ景観は、びわ湖テラス(大津市)から見た琵琶湖・沖島・比良山・鈴鹿山脈・市街地・対岸市街地、第一なぎさ公園(守山市)から見た琵琶湖・比良山・菜の花畑・市街地、矢橋帰帆島(草津市)から見た琵琶湖・比叡山・対岸の市街地、セブンイレブン野洲南桜店(野洲市)付近の農道から見た三上山・桜並木・田園など。
県のホームページには、各ビューポイントの写真と説明、お薦めの季節と時間帯を掲載。今後はパンフレットを作成し、県と各市が協力してPRする。県都市計画課景観係の担当者は「まずは知ってもらって、景観を守っていく意識が高まることを期待している」と話す。