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石山寺の梅の花が見頃、40種400本の梅が咲き誇る 梅を味わう料理も

石山寺の硅灰石と梅の花

石山寺の硅灰石と梅の花

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 石山寺で現在、梅の花が見頃を迎えている。

境内の盆梅は順次見頃を迎える

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 石山寺の梅園は、第三代座主で淳祐内供(しゅんにゅうないく)の住まい「普賢院」の跡地に梅の木を移植した第一梅園「薫(におい)の苑(その)」のほか、第二梅園「東風(こち)の苑」、第三梅園「水仙の苑」の3つがあり、紅梅や白梅、しだれ梅など、約40種400本の梅の木が見られる。

 今年は例年より早く2月初旬に咲き始めたが、2月の気温が低かったことから開花が進まず、例年通り3月初旬に見頃を迎えた。石山寺事務所の武田雅代さんは「まだ五分咲きくらいの梅もあるが、早咲きの梅と遅咲きの梅が同時に見られる今が見頃」と話す。

 石山寺には連日、梅の花を見ようと多くの観光客が訪れている。3月7日に訪れた大津市の女性は「白、ピンク、濃いピンクなど色とりどりの梅を見ることができてよかった。木の近くに立つと梅の香りを感じることができる」と話した。

 3月18日までは「梅つくし」として、境内に盆梅を展示する。期間中、石山寺周辺の店では、「梅おろし蕎麦(そば)セット」や「揚げみたらし梅の香」、梅のゼリーを添えた「季節のうざく」など梅を使ったメニューを提供する。

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