Bリーグ1部の滋賀レイクスが、滋賀県内の公立小学校に入学予定の新1年生全員にオリジナルノートを寄贈する。
ノートは琵琶湖・淀川水系のヨシを材料の一部に使い、滋賀県内の工場で作った。表紙にマグニーのイラスト、表紙裏面には滋賀レイクスの選手のイラストとチームの紹介、裏表紙には滋賀県独自のSDGs目標「MLGs(Mother Lake Goals)」の紹介を記載している。オフィシャルパートナーのマイネットの支援を受け、滋賀県内の公立小学校に入学予定の1万2961人全員に寄贈する。
マイネットと滋賀レイクスの会長を務める上原仁さんは「滋賀の未来を担う子どもたちに環境について考えてもらうことと、滋賀レイクスを知って未来のレイクスブースターになってもらうことを目指してノートの寄贈を決めた」と話す。4月以降に各市町の教育委員会を通じて各学校に届ける。
滋賀レイクスは県内の小学校・中学校への選手やコーチ、チアリーダーの訪問、バスケットボールの寄贈、幼稚園にミニサイズのバスケットゴールの寄贈、琵琶湖岸のごみ拾いなどSDGsにも積極的に取り組んでいる。マイネットは滋賀レイクスを通して地域貢献活動やSDGsに取り組む。
上原さんは「レイクスのビジョンは『憧れを拓(ひら)く強いクラブ』。プロスポーツ選手が躍動する姿を見て憧れを感じてもらって、夢や希望を持ってもらいたい。今後も憧れを感じてもらえるきっかけづくりをしていきたい」と意気込む。
3月25日に滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で行われるサンロッカーズ渋谷戦の試合開始前に、上原さんが公募で選ばれた新1年生にノートを手渡す贈呈式を行う。