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滋賀レイクス2日連続最多入場者数記録更新 満員のアリーナで横浜に1勝1敗

テーブス海選手と河村勇輝選手のマッチアップ

テーブス海選手と河村勇輝選手のマッチアップ

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが4月1日・2日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で横浜ビー・コルセアーズと対戦した。

勝利を喜ぶ滋賀レイクスの選手

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 1日は4174人が来場。2017(平成29)年3月19日にウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で記録した4123人を超え、クラブの最多入場者数記録を更新した。

 チケットは完売し、立ち見席も販売された。満員となった会場の声援を受け、選手全員が勝利への執念を見せた。

 2クオーター(Q)終盤、横浜に12点リードされると、滋賀のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)がタイムアウトを取る。ゴメスHCが「準備ができていなくてスコアされていることが多かったので、タイムアウトのタイミングでメンタル面を変えた。以前はメンタルから崩れてしまうことがあったが、勝者としての強い気持ちを持っていることでタイムアウト後にいい流れになった」と振り返ったように、残り2分、高い集中力で横浜を無得点に抑え、滋賀が11点連続得点し46-47の1点差まで迫り前半を終えた。

 後半も点の取り合いとなるも、要所でデクアン・ジョーンズ選手や柏倉哲平選手の3ポイント(P)シュートが決まり、102-95で滋賀が勝利した。滋賀の100点ゲームでの勝利は今季3試合目。滋賀は22日のファイティングイーグルス名古屋戦から4連勝となった。

 ゴメスHCが「キープレーヤー」とした横浜の河村勇輝選手には「彼自身が試合からアウトになる状況をつくるゲームプランを立てた」という。DFでは野本大智選手や柏倉選手が河村選手一人を守り、ほかの選手はゾーンを守る「ボックスワン」を仕掛けるなど河村選手を攻撃に参加させない守りを遂行。オフェンスでは、172センチの河村選手に対して、188センチのテーブス海選手がミスマッチを突いた攻撃で得点した。ゴメスHCは「ゲームプランを選手が信頼してコート上で遂行してくれたことが結果につながった。彼(河村選手)は(テーブス)海を止められなかった」と話した。

 河村選手との対戦が「楽しみだった」というテーブス選手は「河村選手をシャットアウトするプランだったのに、26点取られた。やっぱり彼はすごい。スピードもあって、今季は3Pシュートも武器になって、どうしようもない選手だと思う」と話した。

 4連勝については「2、3回はまぐれかもしれないが、自分たちのやりたいことをやって4連勝したのは、まぐれではないと思う。このチームは相手と戦いながら自分たちとも戦っているので、こうやって4連勝という結果が生まれてきて本当にうれしい」と喜んだ。

 満員のアリーナについて「本当に最高だった。この滋賀ダイハツアリーナが自分たちのホームなのだと実感させられるぐらい。声援が勝利につながったのではないか」と話した。

 2日は最多入場者数記録を更新する4264人が来場。連勝を目指すも、84-93で敗戦した。

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