びわ湖バレイ(大津市木戸)のグリーンシーズン営業が4月15日、始まった。
グリーンシーズン営業開始前には山開き神事安全祈願祭が行われた
びわ湖バレイは、冬季はスキー場として営業しているが、「グリーンシーズン」(4月~11月)の観光スポットとしてロープウエー山頂に2016(平成28)年、琵琶湖が一望できる山頂展望施設「びわ湖テラス」を開業した。
今シーズンは15日~21日の間をプレオープンとして、ロープウエーが稼働し、びわ湖テラスメインデッキ、レストラン「エキナカキッチン」、「ハルカ」とテラスカフェがオープンする。
22日のグランドオープン後は打見リフトとホーライリフトも稼働し、森の中を滑空する「ジップライン」、標高1100メートルの空中アスレチック「スカイウォーカー」、山頂から琵琶湖に向かってスイングする「絶景ブランコ」、そりや遊具で遊ぶことができる「サマーランド」、蓬莱山山頂の「カフェ360」の営業を始める。
運営会社のアルピナBI社長の俣野博志さんは「コロナ禍も収まりつつあるので、来場者が増えると期待している。展望デッキやアトラクションを楽しんでもらえれば」と話す。
今季の冬の来場者数は昨季より2万人増加し、回復の兆しが見えてきたという。今年は2019年と同水準の年間60万人の来場を見込んでいる。
営業時間は9時~17時(11月は9時30分~16時30分)。上りロープウエーの最終は16時。グリーンシーズン営業は11月19日まで。プレオープン期間はロープウエー料金が割引になる「スプリングチケット」をウェブサイトで販売する。