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守山で近江茶のアフタヌーンティー 日本茶発祥の地の滋賀で新茶の季節に

近江茶アフタヌーンティー

近江茶アフタヌーンティー

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 滋賀県産の茶を使ったアフタヌーンティー「近江茶Afternoon Tea」の提供が5月1日、琵琶湖マリオットホテル(守山市今浜町)の12階レストラン「Grill&Dining G」で始まる。

今年はセイボリーにも近江茶を使う

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 日吉大社(大津市坂本)に伝わる文献によると、805(延暦24)年に最澄が中国浙江省天台山から茶種を持ち帰り、比叡山の麓にまいたのが日本茶の始まりで、滋賀は「日本茶の発祥の地」とされている。日本茶発祥の地である滋賀の茶と旬の地元食材を使った料理を提供したいと、一昨年から新茶の季節に合わせたアフタヌーンティーやランチの提供を始めた。

 茶は全て滋賀県産で、緑茶、ほうじ茶、抹茶、和紅茶などを使ったスイーツとセイボリー(軽食)を提供する。スイーツは抹茶とグレープフルーツのモンブラン仕立て、玄米茶と守山メロンのロールケーキ、和紅茶とかんきつのガトーなど8種類。滋賀県産食材と茶を使ったセイボリーは、近江鴨のロースト土山ほうじ茶ソース、蔵尾ポークとドライフルーツのキッシュ朝宮紅茶の香りなど4種類。

 同ホテル広報担当者の川上亜希菜さんは「一昨年に提供した時は、抹茶のスイーツはよくあるが、ほうじ茶や和紅茶などさまざまな茶を使ったスイーツは珍しいと好評だった。今回は初めてセイボリーにも茶を使う。口に入れた時に紅茶の風味が広がるキッシュなど、工夫を凝らした料理を味わってほしい」と話す。

 料金は5,500円。提供時間は13時~16時。6月30日まで。

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