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滋賀レイクス、宇都宮ブレックスに連敗 B1残留争いは最終節へ

デクアン・ジョーンズ選手

デクアン・ジョーンズ選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスが4月29日・30日の宇都宮ブレックス戦に連敗した。下位3チームが勝率で並び、B1残留争いは最終節までもつれ込んだ。

滋賀レイクス2022-23シーズンの選手

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 ホーム最終戦となった滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)には約4000人が来場。滋賀はケルヴィン・マーティン選手が欠場し、けがから復帰したイヴァン・ブバ選手も出場時間が限られる中、全員でオールコートのディフェンスを続け、昨シーズン優勝の宇都宮に食らい付くが、宇都宮にゴール下を制されて得点され、連敗。

 滋賀のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)は「外国籍選手がほぼ1人という状況で戦っていた中で選手たちは戦う姿勢を見せてくれた。困難な状況でも変わらず後押しをしてくれたブースターの皆さんにも感謝している。(最終節の)京都戦では、サポートしてくれる皆さんに応えたい」と話した。

 昨シーズンまで宇都宮に在籍していた滋賀のテーブス海選手は「懐かしいメンバーと試合ができて楽しかったが、自分たちにとっては勝たないといけない試合だったので、悔しさしかない」と話した。

 宇都宮の佐々宣央HCはテーブス選手について「今年滋賀に入って、彼の良さが出て活躍しているのをうれしく思う。大事なところでターンオーバーしたのは彼の伸びしろ。サイズの大きいガードは日本にいないので、日本バスケ界の期待は大きい。必ずそういうレベルの選手になると思っている。バスケ人生、チームが分かれても続いていくのは幸せなこと。切磋琢磨(せっさたくま)して常に成長できれば」と話した。

 今シーズン、B1からB2へは24チーム中、下位2チームが自動降格する。滋賀は、29日の試合開始前に22位でB1残留圏内だったが、29日に富山グラウジーズが勝利し、滋賀と富山が13勝で並び、2チーム間の勝率が同じであることから、得失点差で上回る富山が22位になり、滋賀は23位でB2降格圏内に。30日は滋賀と富山が敗戦し、最下位だった新潟アルビレックスBBが勝利したことにより、3チームが13勝で並んだ。3チームが並んだ場合は3チーム間の勝率で順位を決めることになっており、滋賀、富山、新潟の順となり、滋賀は22位となった。B1残留争いは5月6日・7日に行われる最終節で決着する。

 キーファー・ラベナ選手は「選手にとってもスタッフにとっても、クラブにとっても難しくタフなシーズンだった。あと2試合あり、連勝すればB1に残れる可能性がある。2連勝してB1残留を決めれば、今シーズンが良かったものになると思っている。どんなシーズンだったとしてもB1に残ることが目標なので、しっかりつかみ取りたい」と話した。

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