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滋賀レイクス、ゴメスHC契約継続 「ハングリー精神を持ち続ける文化を」

横浜戦の後、勝利を喜ぶダビー・ゴメスHCと多治美篤AC

横浜戦の後、勝利を喜ぶダビー・ゴメスHCと多治美篤AC

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 Bリーグの滋賀レイクスが5月22日、ダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)、多治美篤アシスタントコーチ(AC)、八幡幸助ACとの契約継続を発表した。

三遠戦で連敗を止め、喜び合うゴメスHC、八幡AC、多治美AC

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 ゴメスHCは、1989年3月4日スペイン生まれの34歳。2022-23シーズンより滋賀レイクスのACに就任。シーズン途中の1月26日にHCに就任した。それまでの滋賀の成績は4勝28敗で、15連敗中だった。ゴメスHCは「チームとしてメンタル面でも崩れかけて、窮地に立たされていた。一つ一つ規律をチームに求め、立て直した」と振り返る。

 2月5日の三遠ネオフェニックス戦で連敗を止めると、「今までと全く違うチームであると感じてもらえたらうれしい。選手のメンタル面でのマインドセットを変えさせるアプローチを行った。マインドセットがまず変われば、自分たちが何をしなくてはいけないのかというルールをセットアップすることができる」と話した。

 3月15日、エヴェッサ大阪に大敗した後、選手に「全員が100%を出し切った試合だったのか」と問いかけた。大阪戦が「ウエイクアップ・コール・ゲーム」となり、18日の富山グラウジーズ戦に勝利。その後4連勝でB2降格圏内から脱出するも、終盤に連敗し、最終戦でB2降格が決定した。

 ゴメスHC就任前は4勝だったが、就任後に10勝。「就任時点では不安に思った人もいたかもしれないが、最後の最後まで戦い抜くことができたのは大きかった」と振り返る。

 最短でのB1昇格を目指し、最終戦の直後に「ここからは2つの道になる。結果を残念がって下がっていくか、しっかり受け止めて少しでも早くB1に戻れるように今からスタートするか。明日ではなく今、この瞬間から次の戦いが始まっている。休むことなく、B1に戻るために何をしなければいけないか、もう一度考えながら仕事に取り組んでいきたい」と話したゴメスHC。

 来季に向けて、「来たる新しいシーズンは、最初から良い習慣を身に付け、ハングリー精神を持ち続ける新しい文化と共にスタートする。ブースターの存在こそが私たちがプレーする真の理由であり、応援が多くの勝利に向けて力になると確信している。チームと共に強くなりましょう。滋賀レイクスがいるべき場所であるB1に戻るために、新シーズンをゼロからスタートするのが待ち遠しい」と意気込みを見せる。

 原毅人ゼネラルマネジャーは「ゴメスHCには、来季は開幕前からチームを託すことにより、よりクリエーティブな采配や選手起用、そしてリーダーとしてより豊かなコミュニケーションが期待できる」と評価する。

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