Bリーグの滋賀レイクスが5月24日、キーファー・ラベナ選手の2023-24シーズンの選手契約継続合意を発表した。
ラベナ選手は1993年10月27日生まれの29歳。身長183センチ、体重82キロ。ポジションはポイントガード、シューティングガード。フィリピン代表。
2021-22シーズンから滋賀に加入。昨季は1試合平均得点10.5点、平均アシスト数4.0。2シーズンで1000得点、500アシストの記録を達成した。
B2降格が決まった直後の会見では「素晴らしいブースターの皆さんが、シーズンを通してホームでもアウェーでも常に自分たちをサポートしてくれたことに感謝している。最後の大事な試合でこのような結果になってふがいない」と話した。
「なかなか経験できないようなシーズンをこのチームで経験したからこそ、一丸となって戦えたのはポジティブなこと。降格圏にいて誰もが諦めかけていたところから、選手もスタッフもチーム一丸となって立て直して最後の最後まで戦えたのは大きかった。これで全てが終わりではない。このシーズンで学んだことをしっかりと生かして次のステップアップにつなげていきたい」と前向きな姿勢を見せた。
今季について「全員にとって新しい一日がやってきた。過去は終わり、次は何が起こるのか、皆で楽しみにしている。滋賀にとって新たな旅が始まる。皆さんのサポートがあれば、私たちはかつていた場所に戻ることができる」と意気込みを見せる。
原毅人ゼネラルマネジャーは「フィリピンの英雄であるラベナ選手が『滋賀の英雄』として戦い続けると決断してくれたことをうれしく思う。彼の勝負所で研ぎ澄まされる集中力、会場の雰囲気と勝負の行方を変えることができる最高級のスキルセット、そしてバスケットボール感性は、チームの目標を達成するだけでなく、『Lakes Basketball as A Show(ショーとしてのレイクスのバスケットボール)』を全国のブースターの皆さんに印象付け、興奮を与えてくれることだろう」と期待する。