横江農園(草津市北山田町)が6月13日、「電解水素水で育てたメロン」の販売をインターネット限定で始める。
横江農園は2003(平成15)年からメロン栽培を始め、2015(平成27)年に日本トリム(大阪市)の「還元野菜整水器」を使用した栽培の実証実験を始めた。横江農園の横江喜代治さんは「整水器の飲料水を飲んでみて野菜の栽培にもよいのではと導入した」と話す。
琵琶湖の水を整水器で弱アルカリ性にし、栽培期間中に6、7回メロンの葉に散布。横江さんは「ハチを入れて受粉させるタイミングや水を散布するタイミングなど、さまざまな条件を整えて栽培している。1本の木でメロンを3個育てると木が枯れてしまうが、整水器の水を散布すると枯れることもなく、メロンが大きく育った。糖度も17~18度と高く、甘いメロンが収穫できるようになった」と話す。
2017(平成29)年からホームページで販売を始めると、予定販売数が12時間で完売するようになった。横江さんは「昨年は温暖な気候に恵まれ、大きいサイズのメロンを収穫できた。今年は5月に梅雨入りし、6月の低温が予想されるが、それまでの期間に育成環境を徹底して管理してきたので、茎は太く、葉も大きく育った。今年も大きいサイズを中心に収穫できそう」と話す。
タカミメロンとタカミレッドメロンを販売。販売開始は13日10時。横江農園のホームページ限定で受け付ける。価格は4Lサイズ2個セット=3,800円~5Lサイズ3個セット=6,800円。300セット限定。特大の6Lサイズも販売する。