「炉端と日本酒 魚丸 野洲店」(野洲市北野1)が8月4日、JR野洲駅前にオープンした。
「魚丸」は、「海なし県の滋賀で、おいしい魚を届けたい」をコンセプトに守山、南草津、長浜など滋賀県内に出店。野洲店が7店舗目となる。
高知県で一本釣りされたカツオで作る「カツオの藁(わら)焼き」(1,490円~)や、高知県と静岡県、福井県から直送してもらう鮮魚の刺し身(790円~)などの海鮮料理を提供。近江牛や近江鴨の炉端焼きも用意する。
野洲店限定で、守里ファーム(守山市)が生産する米「にこまる」を土鍋で炊いたご飯を提供している。店長の田中はづきさんは「ほかの店より食材へのこだわりが強い。土鍋ご飯は米本来の味を楽しんでもらえる」と話す。
日本酒は12種類をそろえ、うち滋賀の地酒は5種類。田中さんは「高知の地酒もあるので、カツオには高知の日本酒を合わせて味わってもらえれば」と呼びかける。
田中さんは「この町に魚丸があってよかったと思ってもらえるような店にしたい。どの店に行ってもおいしいものが出てくるのは当たり前になったが、ここに来たら元気になれて心が安らぐような、職場と家の間のもう一つの場所にしてもらえれば」と話す。
営業時間は17時~24時。