Bリーグ2部の滋賀レイクスの選手が9月1日、新学期を迎えた大津市内の小学校で朝のあいさつ運動を行った。
瀬田東小学校で児童にあいさつするライアン・クリーナー選手とジャスティン・バーレル選手(写真提供:滋賀レイクス)
平野小学校や膳所小学校など市内10校を滋賀レイクスの選手が訪問し、登校する児童にあいさつした。キャプテンの柏倉哲平選手は瀬田小学校(大津市大江4)を訪問。1120人の児童にあいさつすると子どもたちが元気よく応えた。柏倉選手に驚く児童や、「試合を見に行った」「レイクスのバスケスクールに通っている」と話しかける児童も見られた。
オンラインで行われた始業式では、柏倉選手が児童に向けて「いっぱい学んで、いっぱい遊んで、友達との時間を大切にしながら学校生活を楽しんで。皆さんが大きな声であいさつしてくれてたくさん元気をもらったので、今度は僕たちが皆さんに元気を与えられるように頑張りたい」と話した。
小学6年生の男子児童は「プロの選手を生で見たことがなかったが、柏倉選手は身長が高くてかっこよかった。僕はサッカーをしているが、柏倉選手みたいにかっこいい姿になりたいと思った」と喜んでいた。
柏倉選手は「あいさつ運動は初めてだったが、子どもたちの反応が新鮮でかわいかった。試合を見たいといってくれる子もいてうれしかった」と話す。
瀬田小学校の村田耕一校長は「新学期の初日に選手が来てくれてよかった。夏休みから学校生活に切り替えるきっかけになるだろう。2学期も頑張ろうという気持ちになってくれたと思う」と感謝する。