琵琶湖岸のクラフトビールイベント「第3回滋賀県大津市クラフトビアガーデン」が9月16日~18日、10月7日~9日に大津港横の修景緑地(大津市浜大津)で開催される。
近江麦酒(本堅田3)、彦根麦酒(彦根市)、FLORA FERMENTATION(フローラ ファーメンテーション、東近江市)、DIAMOND BREWERY(ダイヤモンドブルワリー、近江八幡市)の県内4社のブルワリーと、クラフトビールを多く扱うbeer bar Nico(ビアバー ニコ、梅林1)、beer Cafe mi casa(ビアカフェ ミ カサ、松原町7)がクラフトビールを出店する。カレーやクレープ、たこ焼きなどの飲食ブースも出店。
コロナ禍の2020年、当時大津市内で飲食店を経営し、現在も大津市グルメ協議会会長を務める松島智洋さんが「町に何もなく1年が終わってしまう。何か残したい」と始めたイベント。クラフトビール2社と地元の飲食店が出店した。松島さんは「地元の店の売り上げになればと開催したが、予想以上に来場してくれた」と振り返る。
今年は9月と10月の3連休に行い、10月はステージを設置し、コスプレイベントやジャズの演奏なども企画する。松島さんは「浜大津駅から近く、大津駅からも徒歩圏内。県内だけでなく京都や大阪からも集客して地域を活性化したい」と意気込む。
過去開催時には家族連れも多く来場し、芝生でくつろぐ姿も見られたという。松島さんは「来場者から子ども用のドリンクが欲しいとの声があったので、今年はノンアルコールドリンクも提供する。来場者も出店者もゆっくり過ごしてもらえるイベントにしたい。今後も続けて浜大津の定番のイベントになれば」と話す。
開催時間は12時~19時。入場無料。コスプレイベントは10月8日に開催。