「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023」に出場したBリーグ2部・滋賀レイクス所属の川真田紘也選手とキーファー・ラベナ選手が9月6日、チーム練習に合流した。
川真田選手は日本代表として、ラベナ選手はフィリピン代表として、それぞれW杯に出場。日本は19位でアジア地区最高位となり、パリ五輪出場権を得た。フィリピンは24位だった。
2選手共、昨シーズン終了後から代表活動に参加していたため滋賀の練習には6日、大津市内の体育館で行われたチーム練習が今シーズン初参加となった。チームミーティングではW杯を戦った2人にチームメートから拍手が送られた。練習には部分的な参加となったもののチームの印象について、「いい雰囲気。このチームでB1に上がれる力がある。声を出してコミュニケーションを取っていて、チームが一つになっていて明るい」と川真田選手。ラベナ選手は「サイズが大きいのが強み。B1昇格という同じ目標に向かっている」と話した。
2選手共、今季が滋賀在籍3シーズン目となる。残留した理由について、「去年B2に落としてしまい、やられっぱなしでは悔しいので残った。チャレンジすることが大事だ」と川真田選手。ラベナ選手は「滋賀に来てからアップダウンの大きいシーズンが続いているが、B2に落ちた悔しさをもってB1に戻るという新たなチャレンジに挑戦したくて戻ってきた」と話した。
W杯での日本代表の活躍によりバスケットボールへの関心が高まっていることについて、川真田選手は「勝てたことでバスケ熱も上がった。パリ五輪代表に選ばれるつもりなので、次は試合に出て活躍してもっと盛り上げたい」と意気込む。
ラベナ選手は「W杯での高いレベルで強豪国と対戦したことで、ハードにプレーしたりどれだけ賢くプレーできたりするかが分かった経験をチームもたらして勝利できるように頑張りたい」と話す。