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守山市役所にカフェ、地元野菜のビュッフェと生パスタ 市役所の待ち時間にも

「ホテルの朝食」をイメージしたモーニング

「ホテルの朝食」をイメージしたモーニング

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 滋賀県産野菜のビュッフェやパスタを提供するカフェ「アバンダントリー。」が8月14日、守山市役所(守山市吉身2)内にオープンした。

守山市役所内にオープンした「アバンダントリー。」のスタッフ

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 隈研吾さんが基本設計を担当した新庁舎の中にあり、モーニング、ランチを提供している。モーニングは「ホテルの朝食」をイメージし、トリュフオムレツやエッグベネディクト、フレンチトーストなどを提供。ランチは地元で採れた野菜の前菜ビュッフェと淡路製麺の生パスタを使ったボロネーゼやペスカトーレなど20種類のパスタを提供する。オールプレスから仕入れたコーヒー豆を「ラ・マルゾッコ」のエスプレッソマシンで抽出したコーヒーも提供している。

 副店長の山下裕大さんは「高級感のある建物にあるので、ホテルのような朝食にして他店のモーニングと差別化した」と話す。ランチに提供している野菜は守山市、草津市、近江八幡市など近隣の農園から仕入れている。山下さんは「野菜はその日によって入荷したものを使っている。網目がきれいにできなくて出荷できないが味はおいしいメロンをサラダ仕立てにして提供することもある。守山市産のナスのカポナータを提供した時は『このナスがおいしい』と、8日連続で食べに来てくれた人もいた」と喜ぶ。

 守山市の石田奈美さんは「パスタがもちもちとしていてボリュームがあった。地元野菜をたくさん食べられるのがいい」と話す。同じく守山市の岸口明子さんは「カフェがあるから市役所に来やすくなった」と話した。

 店内には市役所の窓口の呼び出し掲示板があり、窓口の待ち時間にカフェを利用することもできる。山下さんは「市役所が開く前や、用事が終わって迎えの車を待つ間に利用する人もいる。毎朝、ジョギングの途中に立ち寄ってくれる人もいる」と話す。「一時的な繁盛店ではなく、地域の人に好かれて、友達の家に来るくらいの安心感がある店にしたい」と意気込みを見せる。

 山下さんは「現在、ランチの時間が連日満席になっているので、予約してから来店してもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は7時30分~17時。モーニングは7時30分~11時、ランチは11時~15時(90分制、予約は11時~、12時45分~)。ケーキとドリンクは終日提供。

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