暮らす・働く

草津のベンチャー企業がAI秘書サービス ChatGTP利用

AI秘書「オートマジカ」

AI秘書「オートマジカ」

  • 2

  •  

 草津のベンチャー企業「lilo(リロ)」(草津市草津2)が8月22日、AI秘書(バーチャルアシスタント)サービス「Automagica(オートマジカ)」を正式リリースした。

リロの堀勝通社長

[広告]

 オートマジカは生成AI「ChatGTP」を利用したバーチャルアシスタントサービスで、現在は、スケジュール管理や飲食店検索、ウェブ検索、悩み相談、日常会話をすることができる。検索では該当箇所をAI秘書がまとめて文章にする。今後、文書作成やデータ入力、リサーチ業務などの雑務の依頼も可能になる予定。

 有料のプランに加入すると、好きなキャラクターを選択してAI秘書にすることができる。現在は、女性、男性、猫のキャラクターから選べる。

 堀勝通社長は「目指しているのは利他のつながりを増やすこと。他人のために頑張ることは、自分に余裕がないとできない。雑務に追われると仕事に集中できず、本当に大切なことに時間を割けない。雑務を代行してくれるサービスがあればと思い開発した」と話す。

 AI秘書をキャラクターにしたことについては、「ChatGTPは無機質で、一般の人には親しみを持ってもらいにくい。朝起きてキャラクターと話し、仕事で分からないことがあれば聞き、人と会話しているような楽しみも持てる。生成AIの技術を使って毎日をエンタメにするため」と説明する。

 「1人1秘書が実現すると、得意でないことはAIに任せることができる。雑務をアウトソーシングすることもできるが、コストがかかる。低料金でアウトソーシングすると、低賃金で働く人が増えてしまう。不得意なことをAI秘書に任せられるように今後、機能を増やしていきたい」とも。

 有料のプレミアムプランは月額980円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース