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守山に民間図書館「しがまち図書館」 貸し出し料は「まちの課題」

守山市にオープンした「しがまち図書館」

守山市にオープンした「しがまち図書館」

 民間図書館「しがまち図書館」(守山市守山2)が5月16日、オープンした。運営は広報支援を手がける「しがとせかい」(湖南市)。

「しがまち図書館」館長の物部さん

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 同館は「まちづくり」をテーマにした業界特化型の民間図書館。地域企業や市民らが選んだ本を並べ、本を通じた交流や学びの機会を創出する場として開設した。館内には、同社スタッフらがまちづくりに関わる中で参考にした本など約500冊をそろえる。

 一箱本棚オーナー制度を導入し、地域で活動する個人や企業に月額2,000円で本棚を貸し出す。オーナーは自身を形作った本や、まちづくりに関心を持つ人に読んでもらいたい本を並べることができる。守山市の森中高史市長もオーナーになり、本を置いている。

 利用登録や本の貸し出しは無料。利用者には本1冊ごとに「自分が感じるまちの課題」の提出を求める。集まった課題は館内やウェブ上で公開し、企業や行政による課題解決や新たな取り組みにつなげることを目指す。

 しがまち図書館館長の物部麻唯さんは「会社では普段から地域課題の解決につながる事業に取り組んでいるが、実際に市民が何に困っているのか見えにくいこともある。企業も同じ課題を抱えている。本をきっかけに人が集まり、地域のリアルな声を可視化することで、新しい取り組みやイノベーションにつながれば」と話す。

 同館ではこれまでに守山北高校(笠原町)の生徒を対象にしたワークショップも行った。本を選び、それぞれの興味や関心を組み合わせて架空の会社を考える内容で、地域の企業や社会との接点づくりを図った。

 物部さんは「蔵書の多さでは公共図書館にはかなわない。私たちは本を読むだけの場所ではなく、本を通じて人と人がつながり、新しいことが生まれる場にしたい」と話す。

 営業日は木曜・金曜・土曜。開館時間は木曜・金曜=16時~20時、土曜=14時~20時。今後は県内19市町でのオープンを目指す。

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