地元企業の広報・採用担当者向けワークショップ「大人の会社見学」が5月19日、スターライト工業栗東事業所(栗東市上砥山)で開催された。
「滋賀の広報担当者につながってほしい」と話す中野さん(写真左)
主催は、しがとせかい(湖南市)、澤村(高島市)、いろあわせ(彦根市)の3社で構成する広報コミュニティー「KOHO HUB」。当日は県内企業の広報、人事、採用担当者ら19人が参加。スターライト工業が良品計画と共創して整備し、2023年度グッドデザイン賞を受賞した社員食堂「Tsudoi」を見学した後、各社が抱える課題についてグループワークを行った。
しがとせかいの中野龍馬さんは「中小企業では広報や採用を1人で担うケースが多い。他社をじっくり見る機会は少なく、1人で訪問するのはハードルも高い。会社見学と交流を組み合わせることで、滋賀の広報担当者同士がつながる場にしたかった」と話す。
ワークショップでは、「自律的人材の育成」「広報のKPI設定」「採用での内定辞退」をテーマに3グループに分かれて意見交換を行った。参加者はそれぞれの課題を共有しながら、具体的な改善策や実践例について議論した。
尾賀亀(近江八幡市)の広報担当、藤井彩加さんは「1人で広報をしていると、悩みを共有できる相手が少ない。共感してもらえるだけでも心強かった。同じ規模感の企業同士だからこそ、実践的な話ができた」と振り返る。
スターライト工業ビジネスサポート本部課長の若山修大さんは「人事や総務の担当者が悩みを共有できる機会は少ない。自社で開催することで、会社の考え方や空間づくりも知ってもらえた。交流を通じて新しい価値が生まれれば」と期待を込める。