佐川美術館(守山市水保町)が7月1日、約9カ月にわたる改修工事を終えてリニューアルオープンし、記念展「千住博 水の調べ、水の響き」が始まった。
リニューアルでは、既存の展示室2室を接続し、展示空間を拡張。天井高を1メートル引き上げることで、大型作品をより開放的な空間で鑑賞できるようにした。このほか、多目的室を新設し、外周植栽も刷新した。
リニューアルオープンを記念して開催する日本画家・千住博さんの作品展では、代表作「ウォーターフォール」シリーズを中心に、国際的な活動の原点となった「フラットウォーター」シリーズから最新作までを展示する。蛍光塗料とブラックライトを用いた作品を展示する「BLACK LIGHT ROOM」、最新作のびょうぶや掛け軸など、「伝統と革新」をテーマにした展示で構成し、千住さんの表現の変遷を紹介する。
千住さんは「今回の展覧会は、自分の挑戦の軌跡を見てもらえる構成になっている。伝統とは常に革新していく挑戦にほかならないという思いを感じてもらえれば」と話す。「芸術は堅苦しいものではない。作品を見ることで新しい発見や知る喜びを感じてもらえれば」と呼びかける。
開館時間は9時30分~17時(最終入館は16時30分)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は大人=1,600円、高校・大学生=800円、中学生以下無料。9月6日まで。