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守山で「ひとり広報」教室 「いいプレスリリースとは」広報の専門家から学ぶ

「今日から始めるひとり広報教室」が開催された

「今日から始めるひとり広報教室」が開催された

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 プレスリリースなどの広報活動について学ぶ中小企業向けの講座「今日から始めるひとり広報教室」が11月18日、ライズヴィル都賀山(守山市梅田町)で開催された。主催は守山商工会議所。

プレスリリースを考える参加者

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 冒頭に広報・企画プロデューサーの北見裕介さんが講師となり、「広報とは何か」を、主に中小企業で広報活動を1人で担当している人に向けて講義。その後、プレスリリース配信サイト「PR TIMES」関西支社長の柏木択斗さんらがプレスリリースの実例を紹介しながらプレスリリースの重要性を伝えた。

 柏木さんは「いいプレスリリースとは、読んだ人が誰かに伝えたくなるリリース」と話し、「誰に伝えたいのか」やタイミング、切り口を考えることでメディアが取り上げやすくなることを実例を交えて説明した。

 広報支援を行う「Relays(リレイズ)」(東京都)社長の田ケ原恵美さんは「ニュースは作れる。会社の周年や、季節に合わせた取り組み、特に滋賀ならビワイチの日やびわ湖の日に関連することならニュースにしやすい。多くの会社を支援した経験から、どんな会社でも2年続ければメディアに取り上げてもらえる」とアドバイスした。

 講義の後には、参加者が実際にプレスリリースを作成。35人の参加者はそれぞれ「伝えたい人は誰か」「リリースの中に含まれるメディアフックは何か」などを考えた。参加者からの「メディアフックが弱い」という悩みには、北見さんが「5周年というのは、5年間愛されてきたということ。購入者数やどんな人が買っているのかなどのデータを示すといい」とアドバイスした。

 お肉のおかだ(守山市播磨田町)店主の西川展世さんは「新商品を効果的にメディアに取り上げてもらえるにはどうしたらいいかを勉強したくて参加した。プレスリリースがこんなに難しいと知ったが、リリースしてみてどんな反応があるのか知りたいので配信してみたい」と話した。

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