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大津の小学校で食育キャラバン 滋賀レイクス選手が参加、一緒に給食も

給食を運ぶ田原隆徳選手

給食を運ぶ田原隆徳選手

 プロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」が5月20日、平野小学校(大津市馬場1)で食育キャラバン授業を行った。

児童と一緒に給食を食べる野本大智選手

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 大津市教育委員会学校給食課の管理栄養士・島村幸子さんが講師を務め、滋賀レイクスの野本大智選手と田原隆徳選手が参加した同授業。

 この日は、同校5年生の児童170人を対象に地産地消や栄養バランスについての授業を行った。給食に使われる、キャベツ、人参、米など7種類の大津市産農産物を題材にクイズでは、児童たちが元気よく手を挙げて回答。島村さんは「輸送距離が短いため新鮮な状態で食べられて、環境にも優しい。地域の活性化にもつながる」と説明した。

 身長183センチの野本選手は「1日3合くらいお米を食べる。小学生の頃からたくさん食べていた」、身長181センチの田原選手は「今は玄米も取り入れて食べている」、2人は児童たちに「小学生時代は21時~22時には就寝していた」と明かした。

 島村さんは「炭水化物は脳や体を動かす大切なエネルギー源。成長期は特にバランスよく食べることが大事」と話す。

 授業の最後に、野本選手は「たくさん食べて、たくさん寝て、運動することが大事。それをやるかやらないかは自分次第」、田原選手は「好き嫌いせずいっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい寝て、勉強もしっかりして」と児童たちに呼びかけた。

 授業後は、選手たちが各クラスを訪問し、児童と一緒に給食を食べた。田原選手は1クラス目で給食を食べ終わり、おかわりをしていた。児童からは「好きな食べ物は」「いつからバスケを始めたのか」「ダンクはできるか」などの質問が上がり、田原選手が「ダンクはできる」と答え、教室を沸かせていた。「バスケをしていて楽しかったことは」との質問に、野本選手は「努力が報われた時」、田原選手は「3ポイントシュートが入って逆転勝ちした時」と答えた。

 キャラバンを終え、田原選手は「食育キャラバンは2回目の参加だったが、児童が元気よく反応してくれて楽しかった。給食の時間も盛り上がった。滋賀県で作られている農産物や、琵琶湖の魚のモロコについても学ぶことができた」と振り返った。

 野本選手は「子どもたちが真剣に授業を受けてくれて、元気よく発言していたのが印象的だった。食育キャラバンは多くの協賛者の支えで実施できているので、子どもたちに喜んでもらえて良かった。選手と一緒に授業を受けることで、子どもたちの記憶にも残りやすいのではないか。学んだことを覚えてくれると思う」と話す。

 男子児童の一人は「滋賀県でいろいろな野菜が作られていることを初めて知った。選手と一緒に給食を食べて、教室の雰囲気も明るくなった」と話す。

 女子児童の一人は「滋賀に引っ越してきて2年くらいなので、産地をあまり知らなかった。近江牛やホンモロコのことなど、初めて知ることも多くて勉強になった。選手と一緒に給食を食べて緊張したけれど、楽しかった」と笑顔を見せていた。

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