高校生のごみ拾い大会「スポGOMI甲子園2023滋賀県大会」で優勝した草津市在住の高校生グループが10月16日、橋川渉草津市長を表敬訪問した。
全国大会で使う「I Love 草津市」と書かれたカートを市長に見せる3人
訪問したのは、光泉カトリック高校1年の岡本悠樹さん、京都先端科学大学付属高1年の早稲田龍時さん、彦根総合高校1年の迫田心人さん。岡本さんの声かけで集まった3人は、「おそうじ」というチーム名で7月29日に膳所城跡公園(大津市本丸町)で開催された滋賀県大会に出場し、優勝した。
「スポGOMI甲子園」は海と日本プロジェクトが主催する、全国の高校生がごみ拾いを競い「高校生ごみ拾い日本一」を決める大会。3人でチームを組み、60分間で競技エリア内のごみを拾い、その質と量を競い合う。2019年に始まり、今年で5回目。今年は40エリアで予選が行われ、11月12日に東京で全国大会が開かれる。
迫田さんは「滋賀大会のように、全国大会でも東京のごみをしっかり拾い、町をきれいにしたい」と橋川市長に意気込みを述べた。
橋川市長は「草津市出身の彼らが滋賀県代表として全国大会に出場することを頼もしく思う。こういった取り組みのおかげで町が美しくなり、日本全体が美しくなり、美しい琵琶湖、美しい海をつくることにつながる。『おそうじ』の皆さんが全国大会で優勝してくれることを願っている」と激励した。
岡本さんは「スポGOMI甲子園の経験を生かし、これから日々の清掃活動も頑張りたい」と話した。