スタートアップ起業家と企業、学生、地域の人をつなぐイベント「up stream day」が2月3日、守山市役所(守山市吉身2)で開催される。
「滋賀県でスタートアップの機運を作り出す」ことを目的に、マイネット(東京都港区)創業者の上原仁さんやSHE(同)社長の福田恵里さんら滋賀県出身の起業家がスタートアップを成功させた経験や「外へ飛び出すことの必要性」などを講演する。
司会は立命館大学の学生が務める。トークイベント「オープンイノベーションの場作り」では、守山市長の森中高史さんと村田製作所(京都府長岡京市)の事業インキュベーションセンター・センター長で安藤正道さんが自治体と企業が協力してできることについて話す。県内のスタートアップ起業家がプレゼンするスタートアップピッチなども行う。
スタートアップに興味がある学生や市民、起業家とスタートアップを支援したい滋賀県経済同友会の会員企業や行政、金融機関、ベンチャーキャピタルをつなぐ名刺交換会のほか、飲食店に場所を移しての交流会も実施する。
イベントを運営する「しがとせかい」(湖南市)の中野龍馬さんは「これからキャリアを築いていく学生や市民に『スタートアップもいいな』と思ってもらい、事業を成長させたり事業で戦ったりする方法を知り、ベンチャーキャピタルとつながってもらえれば」と話す。
イベントを主催する守山市商工観光課係長の杉本悠太さんは「いい登壇者とは誰かと考え、福田さんにオファーした。福田さんの言葉は人を元気にする力がある。多世代の参加者が『チャレンジしてみよう』『応援しよう』と思える場にしたい。そして、起業しようとする時に『守山市』を頭の中に入れてもらえれば」と話す。
開催時間は13時~18時。参加無料(交流会参加費は5,000円)。