Bリーグ滋賀レイクスの川真田紘也選手が1月31日、バスケットボール男子日本代表チームFIBAアジアカップ2025予選Window1に向けた直前合宿招集メンバーに選出された。
3ポイントシュートを決め、会場中に投げキッスを振りまく川真田選手
川真田選手は1998(平成10)年徳島県生まれの25歳。身長204センチ、体重110キロ。天理大学4年の時に特別指定選手として佐賀バルーナーズに入団。2021-22シーズンから滋賀に移籍し、今季で3季目。
2021年11月にFIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023アジア地区予選Window1強化合宿に「日本代表強化選手」として招集された。その後も「出場メンバーには含まれない強化選手」と明記されて合宿に召集されるが、2023年2月のアジア地区予選Window6に出場し、代表デビュー。2023年8月にはW杯2023に出場。会場となる沖縄に入る直前に髪の毛を「ジャパンの赤」に染め話題となった。
今季は22試合に出場し、1試合平均6.5得点、4.1リバウンド。チームメートの攻撃をサポートするスクリーン(ディフェンスの進行を妨げる動き)や、ゴール下で相手チームの外国籍選手を抑えるなど、スタッツに残らないプレーでもチームに貢献している。
11月12日にはキャリアハイとなる14得点を挙げ、在籍3年目で初のMVPを獲得した。11月19日の試合では、出場7分で11得点と大活躍するも、左足を捻挫し、その後7週間欠場。1月5日に試合に復帰し、1月13日にはBリーグオールスターゲームの「Bリーグ アジア ライジングスター ゲーム」にライジングスターチームのキャプテンとして出場。ダンクシュートや3ポイントシュートを決め、試合中に相撲を取るなどパフォーマンスでも会場を沸かした。
川真田選手は2月12日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行われる直前合宿に参加し、日本代表に選出されれば、22日・25日に有明コロシアム(江東区)で開催されるFIBAアジアカップ2025予選に出場する。