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守山市のご当地かるた読み札決定 大賞は市内中学生の作品

守山市長の森中高史さんやふるさと大使の加藤さんら審査員

守山市長の森中高史さんやふるさと大使の加藤さんら審査員

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 守山市のご当地かるた「もりやまあるあるカルタ」の読み札決定発表式が4月18日、守山市役所(守山市吉身2)で開催された。

かるたの読み札が決まって喜ぶ守山市PRキャラクター「もーりー」

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 守山市観光物産協会が2月、同かるたの読み札に使う文言の募集を開始。当日は、市内の中学生に応募を呼びかけて寄せられた約600件を含む1330件から1次・2次審査を経て決まった46文字の読み札46作品を発表した。守山市長の森中高史さんやピアニストで「もーりー守山ふるさと大使」の加藤景子さんら審査員が46作品から大賞と守山市教育長賞など特別賞5作品を選出した。

 大賞には明富中学校3年の男子生徒が応募した「そこやねん びわこのグッと くびれた所」が選ばれた。森中さんは「どれもよくて迷ったが、守山市が琵琶湖のくびれた所にあるという場所を端的に表していて、言葉としても面白いので選んだ」と話す。

 46作品には、勝部の火まつりの歴史を説明する「へび退治 800年続く火まつりの起源だよ」など守山市内の祭りや歴史、文化財、特産品などについて説明した作品のほか、コンビニエンスストアの店内にJR守山駅の改札口があることを表した「かいさつが コンビニにある 守山駅」も選ばれた。40年以上前から市内の小学5年生が運動会で披露している団体演技の旗体操に触れた「旗体操 やだわいまだに 体が動く」のほか、下之郷遺跡で吉身小学校の5年生に赤米作りを教えるボランティア「じいちゃんず」に触れた「あかまいを おしえてくれる じいーちゃんず」など、世代を超えて市内の子どもたちの思い出になってきた事柄に触れた作品もある。

 森中さんは「子どもたちに遊びながら楽しく守山のことを知ってもらい、『かるたで遊んだ』と大人になって思い出してもらえるようにしたい」と話す。

 取り札にはイラストレーターのmipot(みぽっと)さんがイラストを描き、6月末に完成する予定。市内の幼稚園・保育園と小学校、学童保育所に寄贈する。8月には駅前総合案内所や市立図書館で展示する。

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