小学生対象の水泳とランニングの体験会「キッズチャレンジアクアスロン」が8月4日、第二なぎさ公園(守山市今浜町)で開催される。
アクアスロンはラン・スイム・バイクを続けて行うトライアスロンからバイクを除いたランとスイムの競技。10月20日に開催される「LAKE BIWA TRIATHLON(レイクビワトライアスロン)」のプレイベントとして今回、小学生対象の体験会を行う。
スイムとランと、泳いですぐに靴を履いて走り始める「トランジション」の練習をした後、小学1・2年生はスイム20メートル、ラン500メートル、小学3・4年生はスイム50メートル、ラン750メートル、小学5・6年生はスイム100メートル、ラン1000メートルのアクアスロンにチャレンジする。順位は競わず、応援を頑張った家族などを表彰する。自転車やランニングシューズ、テントなどを進呈する抽選会も行う。全員に「たねや」のバームクーヘンなどの参加賞も進呈する。
レイクビワトライアスロン実行委員長の田中信行さんが「地元の人にトライアスロンレースを理解して受け入れてもらうためには、日々の積み重ねが必要。子ども向けのイベントをすることで保護者や地元の人にも知ってもらいたい」と2023年8月に初開催し、23人の小学生が参加した。レイクビワトライアスロンはスポーツへの関心を引き出し、運動するきっかけをつくり、地域の人の健康寿命を延ばすことも目標としている。田中さんは「昨年は親がトライアスロンをしている子どもの参加が多かったが、今年は地元からの申し込みも多い。少しずつ認知されていると実感している」と喜ぶ。
田中さんは「競技者と地元のパイプ役になる」ことを目指している。「トライアスロンの競技者はほとんどが40代以上の男性。家族で楽しめる大会にすることで、裾野を広げ、競技人口を増やしたい。レイクビワトライアスロンの本大会では世界的なアスリートを目の前で見ることができる。見に来て体感してもらえれば」と呼びかける。
キッズチャレンジアクアスロンの開始時間は9時10分。参加費は2,000円。受け付けは7月15日まで。