NHK大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、紫式部が見たといわれる「琵琶湖と月」がテーマのライトアップイベント「よはのつきプロジェクト」が9月14日、始まる。
8月3日・4日に開催した「竹あかり」作りワークショップの様子
11月17日までの期間中、琵琶湖岸をライトアップする「よはのつき 湖岸を彩る竹・ヨシあかり」を琵琶湖岸の5カ所で開催するほか、9月14日・15日は湖岸で映画を上映する「OTSU-KIMI Lake Theater」やナイトマーケットを行う。
ライトアップするのは大津港修景緑地、打出浜のなぎさ公園、におの浜のなぎさ公園、おごと温泉観光公園、道の駅びわ湖大橋米プラザの5カ所。滋賀県内で活動するアーティストや成安造形大学(大津市仰木の里東4)の学生がデザインした竹とヨシで作るオブジェを設置し、ライトアップする。
8月17日・18日・24日・25日にはOh!Me大津テラスで、9日は石山寺で、10日・11日はブランチ大津京で会場に置く「竹あかり」を作るワークショップを開き、一般の人の作品も大津港修景緑地に展示する。ワークショップ参加者は展示終了後、「竹あかり」を持ち帰ることも可能。
「Lake Theater」は、なぎさ公園(打出浜)の湖岸に440インチのスクリーンを設置し、14日は「ラ・ラ・ランド」、15日は「マイ・インターン」を上映する。
大津市観光振興課の担当者は「紫式部が中秋の名月の頃に石山寺から琵琶湖に映る月を見て『源氏物語』を起筆したと伝えられている式部ゆかりの地である大津市で、月と琵琶湖を美しく見てもらえる秋にイベントを開催する。ドラマを見ていない人にも楽しんでもらえると思う」と話す。
ライトアップ時間は17時30分~21時。入場無料。「Lake Theater」の上映時間は18時~20時30分。料金は大人=3,000円、高校生以下=1,500円、椅子付き指定席=3,800円。ナイトマーケットの開催時間は16時~21時30分。