守山野洲市民交流プラザ「ライズヴィル都賀山」(守山市梅田町)が8月1日、JR守山駅西口にリニューアルオープンした。
2階建て、延べ床面積398平方メートルの建物で、大・中・小の会議室を備え、会社の総会や懇親会、会議や面談、文化教養講座の開催などの利用を見込む。仕出し弁当やパーティー料理も提供する。
ライズヴィル都賀山は、JR守山駅東口に1980(昭和55)年、守山市野洲郡勤労福祉会館として開業。労働者福祉の拠点として宿泊施設や会議スペース、バンケットの提供などを行ってきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により主な収入源であるバンケットが94%減少したことから経営が悪化。場所を移転し、宿泊業から撤退し、貸し会議室専用施設「守山野洲市民交流プラザ」として再スタートすることになった。
駅東口でライズヴィル都賀山が使用していた守山市所有の土地は村田製作所に売却され、村田製作所の研究開発拠点が建設される。
同館では、東日本大震災復興支援として2011(平成23)年から毎月11日に「メモリアルコンサート」を開いている。149回目となる8月11日は、新ライズヴィル都賀山開業記念コンサートとして開催する。ソプラノ歌手の桑原真紀子さん、嶋村のぞみさん、近松真由美さんとフルート奏者の池口茂美さん、ピアニストの吉田桂子さんが出演する。入場無料。義援金を募り、滋賀県社会福祉協議会を経由して被災地に寄付する。
ライズヴィル都賀山の営業時間は9時~21時。