
船に乗り琵琶湖上から初詣するクルーズ「湖上初詣クルーズ2025」が1月4日、大津港(大津市浜大津5)を起終点に行われる。
カルチャー講師の大沼芳幸さんの神仏解説を聞きながら、延暦寺のある比叡山や近江八景の一つ「堅田落雁(かたたのらくがん)」として有名な浮御堂、琵琶湖の中に鳥居がある白鬚(しらひげ)神社などを船上から参拝するクルーズ。琵琶湖の中にある大きな岩「沖の白石」や日本で唯一の湖上にある有人島・沖島も見学する。
船内では、正月特製ビュッフェを提供。ジャグリングショーやよし笛のミニコンサートも実施する。
例年運航している初詣クルーズでは、竹生島に上陸し、宝厳寺を参拝しているが、今年の1月は琵琶湖の水位の低下により大型船が寄港できず、直前にコースを変更した。現在の状況では、今後も低下が続き大型船の寄港が難しいと見込まれるため、ルートの変更を事前に決定した。
琵琶湖汽船の森香子さんは「約半日かけて琵琶湖をゆっくりと巡るコース。船内には新春らしい催しを用意する。新年から琵琶湖クルーズを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
乗船料は、中学生以上=1万5,000円、小学生=1万円、幼児(2歳以上)=4,000円。