タオル専門ECサイト「タオルはまかせたろ.com」でタオルの通信販売を手がける京都工芸(大津市唐崎1、TEL 077-579-6662)は7月18日、新商品「日の丸タオル」の販売を開始する。
同商品は、スポーツ好きな同社の寺田元社長が昨年開催された北京オリンピックやWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などさまざまな場面で世界を舞台に活躍する日本人選手が映し出される中、選手が使う一番身近で必要なタオルに「日の丸」が使われていないことに気付いたことがきっかけで企画した。
タオルの歴史や品質基準・商品取り扱いの知識などタオルに関する幅広い専門知識を持つタオルソムリエの資格を生かし、四国タオル工業組合理事長が経営する藤高社と連携して作る。綿糸にはタオル産地である今治ブランドの安全品質検査をクリアしたものを使い、タオルの裏表ともに同じ日の丸が出る特殊な両面プリントを施す。「パイルの特性上、両面プリントは技術を要する作業で、半年もの試行錯誤の末にようやく完成した」(同)。そのほか、「朱子織り」という特殊な技術で「日の丸」の文字を織り込み、タオルの片側には棒を差し込んで旗としても使える加工も施す。
寺田社長は「今年の8月にはドイツのベルリンで世界陸上が行われるほか、来年には南アフリカでサッカーワールドカップなどが開催される。日本人が活躍するさまざまな感動的場面で、選手にも応援する人にもこの『日の丸タオル』を使ってもらい元気になってほしい」と期待を寄せる。
価格は1枚4,000円。同サイトで販売する。