守山のベンチャー企業が携帯歯科手帳サービス-歯科医院と共同開発

写真=ケータイ歯科手帳のサンプル画面

写真=ケータイ歯科手帳のサンプル画面

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 医療関係プロモーションを手がけるジャングルジム(守山市)、モバイルシステム開発のPKBソリューション(野洲市)、千葉県グローバル歯科(千葉県美浜区)の3社が共同開発で、「ケータイ歯科手帳」の提供を開始した。

管理画面サンプル

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 同サービスは、患者が携帯電話を利用して自身の治療記録の閲覧などができるモバイルASPサービスで歯科クリニック向けに開発されたもの。歯科患者を対象にしたサービスでは日本初となる。運営事務局の周防さんは「歯科クリニックの増加により、固定患者の獲得は死活問題となっている。携帯の利便性を最大限に生かし、他院との差別化を図ることで患者さんの囲い込みができるようになる」と話す。導入料金は初期費用30万円、月額費用5万円。患者の利用は無料。

 治療記録の閲覧のほか、「歯」に関する豆知識を配信するメールサービスや、イベント開催なども同社がサポートする。周防さんは「母子手帳のように、親御さんが子どもの治療記録を確認することができ安心につながる」と話す。

 今年12月までに導入100件で売り上げ6千万円を目指す。

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