Bリーグ1部の滋賀レイクスが4月4日・5日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)でアルティーリ千葉と対戦し、2連勝を飾った。
リバウンド、ディフレクション、スクリーンなどでチームに貢献し続けた市岡ショーン選手
92-85で勝利した4日は序盤から互いに得点を取り合うクロスゲームとなったが、滋賀は終盤の勝負どころで粘り強さを発揮し、競り勝った。試合を通して3ポイントシュートが高確率で決まり、チーム全体で40%を記録するなど、ハイスコアの接戦を制した。
この試合では西田陽成選手が攻守にわたり活躍。ディフェンスでは相手ポイントガードを止め続け、オフェンスでは3ポイントシュートを7本中4本成功させ、57.1%の高確率で得点を重ねた。4クオーター終盤には勝ち越しの3ポイントシュートを沈め、勝利を大きく引き寄せた。
西田選手は「しっかりディフェンスから入れたことが結果につながった。全員が勝つことにフォーカスしてやれた」と振り返り、3ポイントシュートについては「あの場面で決め切る選手にならないといけないと思っていたので、自信につながった」と話す。
前田健滋朗ヘッドコーチは「どちらに転ぶか分からない試合の中で、一つのポゼッションを止めたり決め切ったりするところで勝つことができた」と総括。「選手たちは非常にいいマインドセットでディフェンスし続けてくれた」と評価する。
5日は79-64で勝利。ザック・オーガスト選手、岩下准平選手が欠場する中での一戦となったが、全員がディフェンスでファイトし続け、2日連続で粘り強い戦いを見せた。
この試合は3ポイントシュート成功率が19.4%と伸び悩んだものの、オフェンスリバウンドをしつこく拾い続けて得点につなげた。外国籍選手が1人のスモールラインアップの時間帯も長かったが、游艾チェ(ユウ・アイチェ、チェは「吉吉」と書いて1文字)選手が7リバウンドを、常田耕平選手が5リバウンドを、それぞれ記録するなど、サイズで劣る中でもチーム全体でリバウンドに食らいついた。
今季平均出場時間が約10分だった市岡ショーン選手は26分出場し、8リバウンド、3ブロックを記録。ルーズボールやディフレクションで存在感を発揮し、スタッツ以上の働きを見せた。
市岡選手は「全員で一緒に戦い、最後までハードにやり続けることができた特別な勝利だった」と振り返り、「出場できない選手の分も自分がすべてを出し切ろうと思っていた」と話す。
野本大智選手は「出場した選手がステップアップして、チームとして表現したい姿を示すことができた試合」とし、「40分間ディフェンスをやり続けることが自分たちの目指す姿」と話した。
前田ヘッドコーチは「普段出場機会の少ない選手たちも、時間に関係なくしっかり貢献してくれた」と評価する。
2日間を通して滋賀は、シュートが入らない時間帯でも我慢強くプレーを継続。リバウンドやルーズボールへの執念でポゼッションを増やし、全員でつかんだ連勝となった。