滋賀県内のセブン-イレブン全店(163店舗)で10月23日より、東近江市産のぶどう果汁を使った「滋賀県東近江市産ぶどうのちぎりパン」が期間限定で販売されている。
同商品は、滋賀県内の伝統野菜や湖魚などの食材を使った新しい商品や料理メニューなどの開発を進める県産農水産物「魅力」向上事業に取り組む滋賀県とセブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)が共同で開発するもの。これまで滋賀県産の野菜や魚を使った「滋賀の恵み弁当」や県産牛肉を使った「焼肉めし」のほか、湖南市の「下田なす」や甲賀市の「杉谷とうがらし」を使った「パスタ」などの開発・販売に取り組んできており、今回で12品目となる。
今回の商品は、滋賀県東近江市産のぶどう「マスカット・ベーリーA」の果汁を使用したジャムをホイップクリームと合わせたもので、食べやすいちぎりパンに仕上げた。東近江市産のぶどう600キログラムから搾取したブドウは「ブドウの中でも糖度が高く濃厚な味わいが特徴」(JA湖東の森栄さん)。パッケージには愛東ぶどう生産出荷組合のロゴを入れるなど産地のPRも行う。「袋から開けた時に出るブドウの香りがいい。ちぎりパンで食べやすく女性に人気が出るのでは」。
セブン-イレブン・ジャパン商品本部関西地区担当の西垣新さんは「前回の守山産アムスメロンを使ったホイップメロンパンは1カ月で25万個を売り上げるほど人気を得た。今回はジャムの量に限りがあるため前回同様のペースなら1週間くらいでなくなるのでは」と話す。
価格は138円。