大津で公募展「きらッと大津景観絵画展」-優秀作品はブックカバーに

写真=大津市歴史博物館で行われている「きらッと大津景観絵画展」会場の様子。

写真=大津市歴史博物館で行われている「きらッと大津景観絵画展」会場の様子。

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 大津市歴史博物館(大津市御陵町、TEL 077-521-2100)で10月24日より、古都大津の景観を描いた作品を展示する「きらッと大津景観絵画展~魅せてください あなたの大津~」が開催されている。

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 大津の景観を、時代を問わず自由に描いてもらうことで素晴らしさや理想とするまち並みについて改めて考える機会として始められた同展。今年で7回目を迎える。

 作品は「現代」「昔」「未来」「世代を繋(つな)ぐ家族」「絵手紙」の5つの部門ごとに展示され、現代部門では石山寺や夏の花火大会のほか、びわ湖に浮かぶミシガン、近江神宮などさまざまな風景が描かれ、未来部門では、びわ湖の湖底にビルを建て人々が生活する様子を描いた「未来の湖底都市」や街中を電車が飛び交う様子を描いた「宇宙へ行く列車」などユニークで独創的な作品も並ぶ。

 10月25日には各部門の優秀作品の表彰式が行われ、審査委員長賞を受賞した「冬の浜大津市民ホール」と八景賞を受賞した「松ノ馬場駅」がオリジナルのブックカバーの絵に採用された。期間中、会場入り口で配布している。

 同展担当者は「今回もたくさんの応募があり、515点もの作品を展示している。子どもから年配の人まで幅広い年齢層に大津の今後を考えてもらえるきっかけになれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。11月1日まで。

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