bjリーグの「滋賀レイクスターズ」(大津市におの浜4)が9月11日、野洲市総合体育館(野洲市冨波甲)で2010-2011シーズン開幕を控え、浜松・東三河フェニックスとのプレシーズンゲームを行った。
参入3年目のシーズンを迎える滋賀レイクスターズは、石橋アシスタントコーチをヘッドコーチに昇格。高松ファイブアローズより滋賀県出身の岡田優選手(シューティングガード)を獲得するなど、昨シーズンは惜しくも果たせなかった「有明行き(プレイオフファイナル4)」を目指す。
広報の釜渕さんは「地元選手であり、bjリーグ内の日本人選手の中でも高い評価を受ける岡田選手の加入は非常に大きい。また、昨シーズンの主力選手が引き続きチームの中心にいるためチームワークも抜群」と話し、「特に日本人選手の活躍が楽しみ」と意気込む。
ゲームは「じんけんフェスタ2010」とのタイアップ事業として行われた。ゲーム前には「スポーツの人権」をテーマに、石橋HC、藤原選手が人権トークショーへ参加したほか、バスケットボールミニクリニックなどを行った。釜渕さんは「滋賀県とのタイアップでこのような事業をできたことはチームにとって有意義な経験となった。県内初であり唯一のプロスポーツチームとして認知されつつあると実感しながらも責任感を感じている」と話す。
試合は、レイクスが第4クオーターで29-9のスコアを挙げるなど93-86で逆転勝ち。昨シーズンのbjリーグチャンピオンであるフェニックスを下した。
釜渕さんは「プレシーズンゲームとはいえ昨シーズンのチャンピオンに勝利できたことは大きな自信になり、1カ月後の開幕戦に向け弾みとなる」と話す。
開幕戦は10月16日、野洲市総合体育館でライジング福岡と対戦する。