JR西日本のダイヤ改正が行われる3月12日、同日より全ての新快速電車が停車することになったJR南草津駅で停車記念イベント「みなくさまつり」が開催される。
南草津駅は1994年9月の開業以来、立命館大学びわこ・くさつキャンパスの開設や関西圏のベッドタウンとして利用客が増加。昨年の1日平均乗降客数は草津駅、石山駅に次いで県内で3番目に多い約4万4,000人。新快速電車の利用で南草津-京都間の所要時間は普通のみの約20分から約4分短縮され約16分、南草津-大阪間は約45分となる。新快速の停車駅が増えるのは、1997年の尼崎以来14年ぶり。
イベントでは、10時13分に同駅に新快速電車(同22分発)がホームに入りテープカットなど記念式典を行うほか、同駅西口をメーン会場に「みなくさまつり」を展開。市民ステージや川嶋あいさん、川本勇さん(U-TIME BAND)のミニライブ、学生団体・サークルによるパフォーマンス、教育・研究に関するパネル展示などを繰り広げる。東口にあるフェリエ南草津5階では立命館大学鉄道研究会による「鉄道模型の展示&操縦体験」を開く。当日は同駅構内で「びわ湖こだわり倶楽部」による赤こんにゃくや近江牛を使った「近江こだわり弁当」(880円)も販売する。
開催時間は10時~15時30分。
【3月11日に発生した東日本大震災を考慮し開催を延期しました】