湖国に春を呼ぶ火まつり「第3回もりやま お満燈籠伝説大火祭り」が3月17日、守山市内のショッピングモール「ピエリ守山」(守山市今浜町)の駐車場特設会場で開催される。
びわ湖にまつわる純愛物語「お満燈籠伝説」をモチーフにした同祭り。湖岸に立てた灯籠で主人公の霊を慰めたと伝えられることから、フィナーレではびわ湖のヨシで作ったたいまつ大小57基が燃やされる。フィナーレのたいまつ点火は18時20分で、地元「今浜・美崎子ども会」の小学生80人余りが行う。
そのほか、屋台村や物産展、地元で活動するグループによる歌やダンスのほか、滋賀のゆるキャラ11体による「ゆるキャラ尻相撲」、ご当地クイズなども行われる。
2回目の昨年は震災の影響で中止に。1回目は1万2,000人の来場があり、今年はそれ以上の来場者を見込む。
同祭りを主催する守山市観光物産協会の林美保さんは「地元では『比良八荒、荒れじまい』と言って3月下旬の比良からの強風が終わると本格的な春が訪れるといわれている。会場に来て、ぜひ春の訪れを感じてほしい」と話す。
開催時間は14時30分~19時(物産展は13時30分~19時)。