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大津でバルイベント「大津百町まちなかバル」-初開催、30店以上参加

「今後のご来店を期待している」と語る近江かど萬高橋昭典店長

「今後のご来店を期待している」と語る近江かど萬高橋昭典店長

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 大津のまちなかを舞台に気軽に飲食店をはしごできるイベント「大津百町まちなかバル」が9月20日、大津市中心部で開催された。「バル」は「バー(Bar)」のスペイン語読み。スペインの街角に見られる気軽な立ち飲み酒場のこと。まちの活性化を担うイベントとして全国的に注目されているイベントだ。

「大津百町まちなかバル」で仲間と盛り上がる来店客。

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 滋賀県でも2010年から守山市で「もりやまバル」が開催され、毎回多くの住民らが周辺飲食店の「はしご」を楽しんでいる。「大津百町まちなかバル」は「大津まちなか食と灯りの祭2012」(9月15日~10月14日)の一環として、今回初めて開催された。

 1冊3,500円(5枚つづり)のバルチケットを購入、各参加店で用意されたバルメニューをチケット1枚と引き換えに楽しめる。バルメニューはフードとドリンクのセット。。この日は全37店舗が参加。各店舗が工夫を凝らした「バルメニュー」で来店客をもてなした。参加店では人気のバルメニューが売り切れたり、店への入店を待つ人の列ができたりと、遅くまでにぎわった。店舗一覧が印刷されたバルマップを片手に店をはしごする人々の姿も多く見られた。

 地元大津市から来たという松本聖さんは「普段行きたくてもなかなか行けない敷居の高いお店にも気軽にいけるのがうれしい。できるだけ多く回りたい」と話していた。

 参加店の近江かど萬高橋昭典店長は「通常の平日の夜に比べると大変多くのお客さまが来店してくださった。夜は寂しい大津のまちもにぎやかでワクワクする。初めてご来店いただいたお客さまに、忘年会やご宴会でもぜひご利用いただきたい」と今後の集客にも期待する。

 同イベントは今月22日も35店が参加して開催。余ったチケットは23日~30日の「あとバル」期間中に1枚600円の金券として利用できる。当日チケットはJR大津駅前広場特設売り場などで販売。参加店舗、営業時間など詳しくはホームページで確認できる。

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