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湖南4市の店舗で「まちゼミ」-店主らが講師役になり89講座開講

興味津々でいろいろなロボットを体験する子どもたち

興味津々でいろいろなロボットを体験する子どもたち

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 湖南4市(草津、守山、栗東、野洲)の商店で11月1日から、店主らが講師役を努め、プロならではの専門知識や情報、コツを無料で受講者に伝える「まちゼミ」が開催されている。

 「まちゼミ」は「得する街のゼミナール」の略。愛知県岡崎市で2003年に始まった。「まち」を舞台に複数店舗が共同して開催、商店街などの活性化策として全国に広がっている。滋賀県では守山市と彦根市で昨年2月から取り組みが始まった。

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 今月、湖南4市の商工会議所、商工会の商業部会が組織する「湖南四市あきんど連絡会」が主催し、市をまたぎ計89講座の「まちゼミ」が開催されている。

 栗東市綣ウイングプラザで11月15日に開催された「楽しいロボット教室体験授業」には子ども6人が参加。初めてのロボット作りを楽しんだ。栗東市の小学5年生太田暢一さんは「とても面白かった。自分で組み立てたものが動くのが楽しかった。将来は人型ロボットを作ってみたい」と満足そうに感想を話していた。

 主催した生涯教育ヒューマンキッズサイエンスの久保勝さんは「『まちぜみ』がきっかけで来場いただけるのは新しい出会いを頂けるようでうれしい。定員を上回る申し込みをいただいた」と「まちゼミ」効果を喜ぶ。

 各市に参加を呼び掛けた守山商工会議所商業部会長の新野富美夫さんは「まちぐるみで取り組める三方良しの仕組みが『まちゼミ』。店が教え役に立つことでさまざまな学びや生活者との接点が持てる。生活者は多くの選択技の中から興味のあるものに気軽に参加できる。結果、店が元気になりまちも活性化する」と「まちゼミ」の魅力を語る。新野さん自身も発祥の地・岡崎にも足を運び勉強も体験した。「全国に広がる『まちゼミ』だが、これだけ広域で複数の商工会議所、商工会が協力しての開催は全国初なのでは。いい形で継続していきたい」とも。今回のイベントでは4市全体で折り込み告知も行った。「初めての合同企画ということで各地域に予算もつけていただいたが、今後の継続を考えると告知予算をいかに抑えていくかがポイント」と課題も漏らす。

 初めて参加した商店や生活者からも喜びの声が多く届いているという。各種講座は30日まで開かれる。