滋賀県立近代美術館(大津市瀬田南大萱町)で開催中の展覧会「ハービー・山口写真展~HIKARICAL SCAPE 雲の上はいつも青空」の一環として3月23日、ワークショップ「ハービー・山口 大人のカメラ教室」が開かれた。
参加者の写真プリントを前に、一人一人に丁寧な講評をするハービー・山口さん
応募総数は368人に上り、抽選で当選した15人が参加。山口さんが講師となり、撮影のコツをレクチャーした。参加者は山口さんと美術館周辺を歩きながら撮影手法を学んだ。実際にモデルを使った撮影会も開かれ、各自撮影写真から一枚をプリントし、最後に山口さんから講評を受けた。
「いい写真を撮るには工夫が必要。その場の光をうまく取り入れて、ドラマチックな一枚を撮ってほしい」「被写体となる人の幸せを願い、相手が女性なら恋をする、男性なら憧れをもって撮影すること」と山口さんはアドバイスする。参加者の一人は「ここでしか学ぶことのできない、貴重な体験をすることができた。ますますハービーさんのファンになった」と満足気に笑顔を見せた。
展覧会は3月31日まで開催される。開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館。観覧料(当日)は、一般=950円、高大生=650円、小中生=450円。