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大津で椿佳美さん「ショパン・ピアノ全曲演奏」-故郷でシリーズ公演最終回

「すべてのショパンの曲を故郷の滋賀の人に聴いていただきたい」と話す椿さん(写真;しがぎん経済文化センター提供)

「すべてのショパンの曲を故郷の滋賀の人に聴いていただきたい」と話す椿さん(写真;しがぎん経済文化センター提供)

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 3月24日、「椿佳美・ショパン・ピアノ作品全曲演奏シリーズ」が滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜15)で開催される。3年間にわたる全8回の演奏会は、今回が最終回。ワルシャワの地を初めて踏んでから20年間弾き続けてきたショパンの曲を、生誕200年を機に全曲まとめる決心から企画したという。

3年間全8回のショパン全曲演奏会は、今回が最終回(開催チラシ)

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 椿さんは、大津市に生まれ、第30回全日本学生音楽コンクール大阪(西日本)大会ピアノ部門小学校の部第1位入賞、東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業後、ワルシャワ・ショパン音楽院に留学。国内外でリサイタルを行う中、コンクールに入賞、2011年には滋賀県文化奨励賞も受賞。共演は、読売日本交響楽団メンバーによる「アルマ・マータ」カルテット。

 最終回である今回は、ショパンの曲の中でもあまり知られていないピアノ協奏曲以前の作品も演奏する。椿さんは「全曲演奏する人はいない。まずは故郷・滋賀の人から聴いてほしい。名曲だけでなく、こういう曲もあったんだと知ってほしい」と話す。

 開演時間は14時、料金は、一般=3,000円、大学生以下=2,000円(全席自由)。チケットは、びわ湖ホールチケットセンター(TEL 077-523-7136)、しがぎん経済文化センター(TEL 077-526-0011)で販売。

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