60歳以上を対象とした「ねんりんピック」で2007年より正式種目となった「健康マージャン」をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映と県予選大会が5月25日・26日、草津市内で行われる。会場は、フェリエ南草津(草津市野路1)5階・草津市立市民交流プラザ小会議室。主催は全国麻雀段位審査会の滋賀支部も務める「わくわく健康まーじゃん教室」(草津市野路町)
同作品は2004年から2009年にかけて取材した玉利祐助監督による記録映画で、映画は1部と2部に分かれており、1部は健康マージャンの紹介のほか、全国大会と親子大会、ねんりんピック正式種目までの記録など。上映時間は89分。
2部が「介護予防・福祉と世代交流のために」と題し、諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授の講演。内容は、認知症予防プロジェクト、拡大する福祉マージャンとボランティア、さまざまチャリティーマージャン。77分。
同教室を運営する石本彰さんは「年1回の県の代表選出。日頃の実力を発揮してほしい。上映会は西日本初。麻雀のイメージは悪いが、認知症予防・脳トレになる。地域サロン・デイケアなどにも活用し地域の輪づくりに役立ててほしい」と話す。教室は「老若男女がいきいきと仲良く健康的に、(お酒を)飲まない・(タバコを)吸わない・(お金を)賭けない健康マージャンを楽しむ」という趣旨で運営されている。
開催時間は17時30分~20時30分。鑑賞料は500円。先着36人。26日は、予選終了後に上映会を開く。予選参加費は1,500円で、25日・26日共に鑑賞無料。先着68人。申込方法などはホームページで確認できる。