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「おうみ若者マイスター」推薦受け付け開始-技能者育成と熟練技能継承目指す

昨年度の認定式で「おうみ若者マイスター」となった5人が嘉田由紀子滋賀県知事と記念撮影

昨年度の認定式で「おうみ若者マイスター」となった5人が嘉田由紀子滋賀県知事と記念撮影

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 滋賀県が6月、本年度の「おうみ若者マイスター」認定の推薦受け付けを始めた。

昨年度の5人のマイスターの顔写真の冊子表紙

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 2007年より認定を開始し、現在44人が認定されている。認定基準は、今年4月1日時点で35歳未満で、県内に在住または勤務していること。技能検定1級または単一等級に合格していること(技能検定が実施されていない職種の場合は同等以上の能力を有すると認められること)。技能五輪・技能グランプリ全国大会で入賞経験があるなど、全国レベル以上の技能競技大会などで優秀な成績を修めたことがあること。

 昨年度の認定者は5人で、職種は造園工、配電盤・制御盤組み立て・調整工、西洋料理料理人、ショコラティエ、刀鍛冶(かたなかじ)とバラエティー豊かな人材が名を連ねる。認定者には知事の認定証を交付し、活動や技能について冊子「飛翔する若い力」で紹介する。

 県商工観光労働部労働雇用政策課の竹尾一郎さんは「若者のものづくり離れや技能者の高齢化が進む中、県では若い技能者が技能の研さんに励み、社会的評価の向上を図ることを目的として実施する。多数の優秀な若年技能者の推薦をお待ちしている」と推薦を呼び掛ける。

 推薦期限は8月30日。決定・公表・認定式は11月までの予定。市町、企業・事業所等からの推薦を受け付ける(自薦不可)。問い合わせは同課(TEL 077-528-3755)まで。実施要綱などはホームページで確認できる。

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